
こんにちは!株式会社テラ テクニカルチームです!
「WordPressでサイトを作りたいけれど、セキュリティのリスクが怖くて…」
お客様から、こんな声をよくお聞きします。
確かに、WordPressは世界で最も使われているCMSであるがゆえに、攻撃者にとっても“狙う価値のある的”になりやすいのは事実です。
でも、だからWordPressは使えない、という話では全くありません。
ポイントは、正しく守ること。そして、その代表的な手段のひとつが、今回ご紹介する「管理画面へのIP制限」です。
目次
そもそも「IP制限」とはなにか?
まずは言葉の説明から。
インターネットに接続している機器には、それぞれ「IPアドレス」という、いわばネット上の住所が割り振られています。IP制限とは、この住所を使って、「決められた場所からのアクセスしか受け付けない」ようにする仕組みのことです。
これをWordPressの管理画面に適用すると、たとえば「自社オフィスのネットワークからだけ、管理画面にログインできる」という状態を作れます。イメージとしては、建物の入口に「関係者以外立入禁止」の門を立てて、登録された住所から来た人だけを通す、そんな感覚です。
どんな効果があるのか?
WordPressへの攻撃で特に多いのが、ログイン画面への「総当たり攻撃」です。
パスワードを機械的に、何千・何万通りと試し続ける手口で、世界中のWordPressサイトが、日々こうした攻撃に自動的にさらされています。
ここでIP制限が効いてきます。管理画面へのアクセスを許可された場所だけに絞ってしまえば、攻撃者はパスワードを試すどころか、そもそもログイン画面に辿り着くことすらできません。
パスワードの強化や不正ログイン対策が「鍵を頑丈にする」発想だとすれば、IP制限は「扉の前に門を立てる」発想。入口の外で攻撃の大半を遮断できる、シンプルながら非常に強力な守り方なのです。
IP制限のメリット・デメリット
もちろん、どんな対策にも良い面と注意すべき面があります。整理してみましょう。
メリット
- 効果が大きい割に、仕組みがシンプルで分かりやすい
- 導入のコストや手間が、比較的小さい
- パスワードの強度や、使う人のリテラシーに依存しない
デメリット・注意点
- 外出先や在宅勤務など、社外から更新したい場合には工夫が必要になる
- 接続元のIPアドレスが固定されていない環境では、設計の検討が必要
- 更新に関わる人や場所が増えるほど、許可リストの管理に手間がかかる
IP制限を施すこと、それそのものは難しい技術ではありません。よく考えるべきは、「誰が、どこから、どんな頻度で更新するのか」という実際の運用に合わせて、無理のない形に設計することです。
ここを丁寧にやるかどうかで、せっかくの対策が“使いやすい守り”になるか、“業務の邪魔”になるかが分かれます。
TERAでの導入実績
TERAでは、WordPressの新規構築時はもちろん、すでに運用中のサイトへの後付けも含めて、管理画面へのIP制限を数多く導入してきました。
お客様ごとに様々な事情があり、管理体制やプロセスは異なります。
だからこそ、私たちは「まずIP制限ありき」ではなく、運用のヒアリングから入り、その体制に合った設計でご提案しています。社外からの更新が多いお客様には、別の対策との組み合わせをご提案することもあります。
おわりに
「WordPressはセキュリティが不安」
その気持ちに対する答えは、「使わない」ではなく「正しく守る」です。管理画面へのIP制限は、そのための堅実で効果の高い第一歩になります。
「うちの運用の場合、どう設計すればいいんだろう?」。そんな段階からで構いません。WordPressのセキュリティでお悩みの際は、どうぞお気軽にご相談ください。
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名古屋を拠点としたWeb制作会社、株式会社テラ
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