
こんにちは!株式会社テラ デザインチームです!
サイトの一部を先に公開して、残りを後から順次公開していく「段階公開」。大規模サイトのリニューアルや移行では、よく使われる手法ですよね。
ただ、実務でいちばん悩ましいのは、実は公開の作業そのものではありません。
すべての公開が完了するまでの間に生まれる、「中間状態」をどう扱うか。ここに、段階公開の成否がかかっています。
今回はこの中間状態について、考えていきます。
目次
そもそも「段階公開」とは
段階公開とは、その名のとおり、サイトを一度に全部リニューアルするのではなく、段階を分けて少しずつ公開していく進め方です。
ページ数の多い大規模サイトの移行、新機能の先行リリース、部分的なリニューアルなど、一気に切り替えるとリスクが大きい場面で選ばれます。
カギは、一時的にしか存在しない「中間状態」の設計
ここが、いちばんお伝えしたいポイントです。
段階公開の途中には、完成形でも、以前の状態でもない、いわば“イレギュラーな状態”が生まれます。
新旧のページが混在していたり、新しいデザインと古いデザインが入り混じっていたり。この状態は、公開が終われば消えてしまう一時的なものです。
やっかいなのは、一時的であるにもかかわらず、その間ずっと、ユーザーや検索エンジンの目に晒され続けるという点です。
つまり段階公開とは、「完成形をどう作るか」だけでなく、「この一時的な中間状態を、あらかじめどう設計しておくか」が問われる作業なのです。ここを想定せずに走り出すと、思わぬ事故が起きます。
中間状態で起きがちな事故
具体的には、こんなトラブルがよく起こります。
公開前のページに設定した「検索エンジンに載せない指定(noindex)」を、公開時に外し忘れる。旧ページから新ページへの転送(リダイレクト)が漏れて、リンク切れやアクセス減を招く。まだ未完成のページへ、公開済みのページからうっかり動線がつながってしまう…
これらは別々の問題に見えて、根っこは同じです。すべて、「中間状態をきちんと設計していなかった」ことから生まれてしまいます。
だからこそ、先に「公開計画」を描く
事故を防ぐ方法は、中間状態を“想定外”ではなく“想定内”にしておくことです。
いつ、何を、どの順番で公開するのか。そして、その一つひとつの段階で、ユーザーの目に何が見え、検索エンジンにどう認識されるのか。
そこまで含めて、公開の計画を先に描いておく。行き当たりばったりで出さないこと。これが、段階公開を成功させる唯一のコツだと言っても過言ではありません。
おわりに
段階公開は、完成形だけでなく、その“途中経過”まで設計できるかどうかが問われる、ある種の経験のものを言う領域とも言えます。
株式会社テラでは、数多くのWebサイトの段階公開を経験してきました。「大きなサイトを、事故なく切り替えたい」そんな場面がありましたら、計画づくりの段階からお気軽にご相談ください。
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名古屋を拠点としたWeb制作会社、株式会社テラ
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