2025年7月3日

2025年7月9日

    Slack × ChatGPTで業務改革!TERAのハイブリッド型コミュニケーションとは?

    プロデュースDiv AI開発チーム

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    Slack × ChatGPTで業務改革!TERAのハイブリッド型コミュニケーションとは?

    こんにちは、株式会社テラ AI開発チームです。

    近年、ChatGPTやGeminiといった生成AIがビジネスの現場に広がりつつあります。でも「実際に業務にどう取り入れるべきか」「現場で本当に使えるのか」と悩んでいる皆さんも多いのではないでしょうか。

    今回は、私たちTERAが実践している「SlackとChatGPTを組み合わせたハイブリッド型コミュニケーション」について、その導入の背景から具体的な活用事例、効果まで詳しくご紹介します。AIを業務に取り入れたいけれど、まだ一歩が踏み出せていない方に、ぜひ参考にしていただければと思います。

    チャットベース業務がTERAの標準スタイル

    TERAでは以前から、SlackやBacklogを活用したチャットベースの業務進行を徹底しています。これは単に便利だからではなく、明確な狙いがあります。

    • 業務の言語化・記録化による属人化の防止
    • ナレッジの蓄積と検索性の向上
    • 非同期でも進むコミュニケーションの実現
    • リモート/ハイブリッド環境でも高い連携力の維持

    この仕組みのおかげで、メンバー誰もが過去のやりとりや意思決定プロセスを振り返ることができ、スムーズな引き継ぎや意思統一が可能になっています。

    こうしたチャットベースのやり取りが土台にあったからこそ、「ChatGPTというAIを業務に自然に取り込む」下地が整っていたと言えるでしょう。

     

    ChatGPTが1人のチームメンバーに

    私たちはChatGPTをSlackと連携させ、1人の社員のように扱っています。Slack上で、他のメンバーと同じように名前を持ち、会話に参加し、質問に答えます。

    このAIは、単なるアシスタント的な使い方にとどまらず、次のような業務に深く関わっています。

    • 企画ミーティングでのアイデア出し
    • 資料作成時の構成案やドラフト生成
    • 提案書や仕様書の表現チェック
    • 会話内容の要約・議事録作成

    「ひとまずAIに聞いてみよう」という文化が根づくことで、議論のスピードと質がともに向上しています。また、ChatGPTとのやりとり自体が記録として残るため、後から「なぜこの結論になったのか」を確認しやすくなりました。

     

    チャンネルごとに「専門AI」を配置

    TERAでは、汎用的なAIだけでなく、業務の特性に応じた「専門性を持つAI」を複数用意し、必要に応じてSlackチャンネルごとに最適なAIを配置しています。

    専門AIの一例:

    • プロジェクト管理支援AI:スケジュール案やWBSの作成、リスクの事前指摘など
    • Web開発支援AI:HTML/CSS/JSのコードレビュー、開発手法の提案
    • CMS構築支援AI:要件定義の整理や運用フローの自動図式化など

    こうしたAIがSlack上のチームに加わることで、人とAIの役割分担が、だんだんと形になってきました。

    AIと人間が適切に作業分担

    • 人間がアイデアや構想を考える → AIがそれを整理・可視化する
    • 人間が目的や条件を整理する →AIがいくつかの案を出す

    その上で 人間が判断・決定をするという役割分担が、Slack上の会話の中で自然と生まれています。

    この結果、「何となく頭の中にあること」をAIに整理してもらうことで、話が早く進むようになり、ドキュメント作成や要件整理のスピードと正確さが、以前よりも明らかに向上しています。

     

    AI×Slackで拡張される業務フロー

    AIとSlackの連携は、単なるチャットでのやりとりにとどまりません。TERAでは、Slack Appや自社スクリプトとの組み合わせによって、AIを活用した自動化ワークフローの構築にも可能性を感じており、現在その実現に向けた検討や試行を行っています。

    たとえば、将来的には以下のような活用を想定しています。

    • SlackのメッセージからToDoをAIが抽出し、プロジェクト管理ツールに連携
    • チャンネル内の会話をAIが要約し、議事録として保存
    • 特定のキーワードに反応して、AIが補足情報やリスクを提示

    このような仕組みが実現すれば、単純作業や情報整理の手間を削減し、チーム全体の生産性を向上させることが期待できます。

    そして、Slack上にAIがいることで、「まずAIに相談する」という文化が芽生えつつあり、心理的安全性や業務の属人化回避といった面でも良い兆しが見え始めています。

    今後は、顧客対応やマーケティング業務への応用も視野に入れながら、社内オペレーションの「考える部分」をAIが補完する未来に向け、段階的な導入と検証を進めていく予定です。

     

    今こそ、AI導入のファーストステップを

    これまでに述べたように、今やAIは実戦投入できるレベルになっており、中小企業でも十分活用できる現実的なツールです。

    ただ「何から始めればよいか分からない」「現場で本当に使えるのか心配」という声があるのも事実です。

    私たちTERAは、自社での実践を通じて得たリアルなノウハウをもとに、クライアント企業のAI導入やDX推進をお手伝いしています。

    AI導入や業務改善についてのご相談は、お気軽にご連絡ください!

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