伝統ある東別院のイメージを余すところなく伝え
運営面でもより使いやすいWEBサイトにリニューアル
約350年の歴史と伝統を持つ、真宗大谷派 名古屋別院(東別院)様。2012年にTERAがWEBサイトをリニューアルしました。当時は東別院様が民間企業に業務委託されるのは初めてのことで、以降はメンテナンスやアクセスログ解析を行っています。そこから導き出される課題や改善点をお客様と共有しながら、部分的に改修していたところ、2018年に改めてサイト改善を目的としたアクセスログ解析、提案依頼があり、その後幾度も打ち合わせを重ねて、8年ぶりのリニューアルとなりました。
URL | https://www.ohigashi.net/ |
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クライアント | 真宗大谷派名古屋別院(東別院) |
業界・業種 | 宗教法人 |
まず、レスポンシブサイトとしてリニューアルすることで、スマートフォンでの閲覧が快適にできるように配慮しています。トップページは、イベントや行事などの活動内容をできるだけ多くのユーザーに見てもらうため、お知らせやイベント・行事を伝えるピックアップをメインビジュアルエリア直下の目立つ場所へ移動。ニーズの高い情報やアピールしたい情報を掲載しているコンテンツへの導線強化を図るため、コンテンツエリアにナビゲーションを設置しました。またコンテンツリストから見直すことで、ユーザーがスムーズにたどり着けるように情報設計、導線を改善。さらに、トップページに行事・イベントカレンダー(googleカレンダー埋め込み)を掲載し、直近の開催予定をカレンダーで一覧できるようにしています。
デザインにおいては、親鸞聖人が書かれた印象的なロゴの配置を存続し、全体にビジュアルを生かしたシンプルかつダイナミックなレイアウトで、東別院のイメージを明確に伝えています。
またCMSについても、「サイト全体を統括する管理者が、掲載内容やボリュームをコントロールできるようにしたい」というご要望にお応えして、掲載情報の内容やボリュームを見直し、CMS機能を更新が必須となるコンテンツに限定することで、管理する領域が少なくなり利便性が向上しました。
さらに今回は、東別院(寺院)への参拝と東別院会館(貸会議室)の利用という、異なる目的で訪れる方々に対応するため、同ドメインで東別院会館サイトを独立させ利便性を向上させています。
打ち合わせはコロナの影響もあり1時間程度の電話での打ち合わせを中心に進行。CMSを始めとした改修点の共有も直接のレクチャーではなく、事前に資料を提出し、質疑応答をオンラインで行いました。