Web標準とは
Web標準とは、W3C(World Wide Web Consortium)に代表される国際的な標準化団体によって策定された、Webで標準的に利用される技術的な仕様やガイドラインの総称です。具体的には、情報を理論的に構造化して(X)HTMLで制御し、デザインやレイアウトなどの視覚的表現をCSSで制御します。
また近年、「Webアクセシビリティ」という言葉がよく聞かれるようになりました。これは「Webを利用するすべての人が、年齢や身体的制約、利用環境等に関係なく、Webで提供される情報に問題なくアクセスし、コンテンツや機能を利用できること」を意味します。日本でも、日本語特有の問題に対応すべく、W3Cによるガイドライン(WCAG 1.0:Web Content Accessibility Guidelines)をもとに、「WebコンテンツJIS」というJIS規格が制定されました。
このように日本の企業サイトにおいて、Web標準が積極的に取り組まれている背景には、企業の社会的責任(CSR)を果たすためという考えがあります。
標準化によるメリット
Web標準準拠=「情報の構造化と視覚的表現の分離」により、どのような閲覧環境でも等価な情報をユーザーに発信することが可能となります。他にも以下に示す様々なメリットが、標準化によって享受できます。
アクセシビリティの向上
正しい(X)HTMLとCSSで制作することで、音声ブラウザなどのさまざまな閲覧環境や人に対応したアクセシビリティの高いWebページをつくることができます。
検索エンジン最適化
検索エンジンのクローラーは(X)HTMLソースをほぼそのまま解釈するため、適切に構造化されたシンプルなソースはYahoo!やGoogleなどで検索されやすくなります。
ページ表示時間の高速化
ソースを合理的に記述することで、表示時間の高速化が可能となります。
サーバー負荷の軽減
ソースを合理的に記述することで、ファイル容量を減らしてサーバースペースを節約できます。